芸術の秋3

今日は、母を連れて、ガラス絵美術館へ。

母の知り合いの方が描いていたので、一度連れて行きたかった場所。

入り口のドアを開けると賑やかな話し声。たくさんのお客様が来ていた。

今年最後の開館のためか、お客様が多かった日だった。

この美術館は、日曜日しか開いてなくて、お客様にはコーヒーを出してくれる。そのため、10人ほどの先客がコーヒーを飲みながら談笑していた。

私達も隣のテーブルでコーヒーを頂くことに。

きれいに紅葉した森が見える素敵な山中にある美術館。

画家さんはこの美術館を建てた3年後に帰らぬ人になった。無念だったろうな。

そんなことを思っていたら雨戸が風に煽られ大きい音を立てて閉まった。

その時、ここを建てた画家さんがいつにも増して賑やかな美術館の様子に喜んで、うえで見ているんだなと思った。

ここの管理人さんとも話がはずみ、母との共通の知り合いもいることがわかって、母は大喜び  だった。「あまり乗り気じゃなかったけど、来て良かった」と言っていた。

初め、誘ったとき「ぜひ行きたい」と言っていたのは何だったのか。「とりあえず悪いからそういったのよ」ということをよく言っているが、今日は責めないでおいた。

帰り道、母に誘われ、炒飯をおごってもらった。

今度はどこに連れて行ってあげようかな。