金曜日の夜にふと思いついて、秋田駒ケ岳へ。
理由は、最高気温が26℃予想だったことと、花盛りなこと。
ググったら2時間半かからずに行けそう。5時過ぎに起き、おにぎりをコンビニで買って、高速へ。高所恐怖症のため、仙岩峠は苦手なんだけど、自分を励ましつつ向かった。
アルパこまくさの駐車場はいっぱいで、何とか隙間に停めた。その後もどんどん車が入ってくる。帰りに見たら、隙間の私の横に更に何台も。バス乗り場にも駐車していたし、道路の脇の草原にも停まっていた。
バスで細いくねくね道を8合目登山口まで。
登り始めは緩い登りで花も咲いているし、混んでいるのでゆっくりペース。
ベンチのある休憩スポットが頻繁に現れるので、その度に立ち止まって水分補給していたら、あっという間に阿弥陀池に着いた。
10時半だけど早目にお昼。シャリバテは嫌なのでちょっとでも空腹を感じたら何か口に入れた。
阿弥陀池横のベンチでおにぎりとほうじ茶。目の前に男女岳があり、一列に登って行く登山者をぼんやり眺めていたら、天国に登って行く人ってこんな感じなのかなと思えてきた。
さて今日は登頂にはこだわらず、花が目当てなので早速、谷を下る。少し登り、下り口に着くととんでもない急坂。坂と言うか下が見えないと言うか50度くらいありそうだな。
しょうがないので下り始める。下からもどんどん登ってくるので、譲り合いながら。これ人間が歩ける道じゃないよねと思えてきた。つんのめったら命落としそう。まさに命がけ。慎重に降りたけど2度足が滑ったり、おっとっとなって焦った。どうやらここは下るとこじゃなくて登るとこらしい。
何とか谷底へ。通称ムーミン谷。後ろも左右も切り立った山。すごい景色にキョロキョロする。そして、今まさに満開のチングルマ
。
谷が終わると火山砂礫の道。富士山ってこういう感じなのかな。
大焼砂へ。コマクサが見頃。可憐な花を咲かせていた。
ジャリジャリの細かい砂礫は登りにくい。ここは下った方が絶対楽。次回は逆回りにしよう。
横岳山頂を経由し、阿弥陀池へ。途中開けた場所で花を撮っていたら崖っぷちなことに気が付き、震えながら離れた。
阿弥陀池で残りのおにぎりを食べながら、目の前の男女岳を眺めていたらふと、登るかと思いたち、思ったよりきつい階段をゼイゼイ言いながら登頂。距離が短いのが救い。
その後、また阿弥陀池でお茶。ここはまるでカフェにいるように落ち着ける。いつまでもいれる。
下山は、一度も休まず一直線。飲み物がなかったからね。そのせいか、膝が翌々日まで痛かった。筋肉痛も凄かった。キツかったんだね。
行きたかった温泉は間に合わず、別のとこに行ったけど、硫黄臭のする効きそうな泉質だった。まっすぐ帰って来たけれど、味噌󠄀たんぽと比内地鶏食べれば良かったな。また行こう。
翌日、筋肉痛が酷かったので、畑の草取りは最小限で。
にんにくが半分枯れていたので収穫。植えたまんまじゃね?というのもあったけど、肥料してないからこんなもんかな。
ブルーベリーが熟し始めてた。カップ一杯くらい収穫。来週はもっと採れそう。